TIES from Okinawa

TIES from Okinawa は沖縄からヒト・場所・オモイを結ぶことを意図しています。

世界の架け橋という意味「万国津梁」の言葉通り、この島から、未来をを担う方々と繋がり必要なヒト・場所・オモイへと結んでいきます。

 

部活動に明け暮れ高校を卒業したわたしは、昼間は働き短大夜間部へ進学しました。

社会人になったどうなるんだろうと、自分自身の未来に想像できないまま実社会での生活が始まりました。

環境も人間関係も恵まれた日々でしたが、社会という枠にどうしても馴染めず、押し付けられる価値観から逃れたい理由で休学しアメリカへ1年間の語学留学を決意しました。

いま考えれば浅はかな理由だと思います。英語力も「go/行く」と「went/行った」の違いも分からないままの状態でしたが、何も知らない状態だったからこそ成しえたとも思っています。

自分で決めて海外に渡ったからにはと、根性だけで朝は4時起きで学校へ行き仲間と勉強に励みました。

ずっと音楽に携わっていたからか、音には敏感なお陰でリスニング力とスピーキング力は上達していきました。もちろん、生活する上で水を1本買うにも単語やフレーズが分からなければ得られませんので、自然に生活で困らない位のスキルは付いていきました。

 

英語学習にも得意不得意の分野があります。私の様にアカデミックが苦手であっても、実践で使えるスキルが身に付けば帰国後には充分な仕事先がありました。

前職の専門学校勤務時、実際に街の小さな不動屋さんから外資系大手企業まで新卒者採用のお声がかかるのは「英語が話せる学生」でした。少なくとも私は「アカデミックが出来る学生」とか「読み書きが出来る学生」とは聞いたことがありません。

海外の文化・習慣を理解していて、コミュニケーションが図れる人材。そういう学生たちはこれまでの学力を問われることなく、飛躍の場を与えられていました。

 

沖縄の若者たちと接していて毎回感じることは「もったいない」の一言です。皆、弱者を労り家族を大切に出来る優しい心を持っています。ただ、かつての私の様に「自信」がないのです。諦め癖が付いているのです。

親御さんも県外への進学・就職となると反対するパターンは少なくありません。そういう若者たちは年齢を重ねても出来なかった後悔をずっと心のどこかに持ち続けます。

 

いまだから出来ることがあります。いましか出来ないことがあります。

 

大好きな沖縄から一度羽ばたかせてあげて下さい。景色が変わり、物事を捉える視点も変わり、個々の成長を大きく飛躍させます。そして何より、人として大きく・深く成長し感謝できる心を忘れることはありません。

 

留学はあくまでも通過点です。環境や関わる人々との関わりの中で気付きを頂き、人として成長していきます。そして時が来たら生まれた土地や人々へ恩返しをしたくなるものです。

わたし自身にもその時が巡ってきました。命を大切に育んでくれたこの島と、関わる人々へ少しでも恩返しが出来ればと思い、邁進してまいります。